クレジットカード現金化で信用情報への影響はある?ない?

クレジットカード現金化で信用情報への影響はある?ない?

クレジットカードのショッピング枠を現金に換えるクレジットカード現金化。これはクレジットカードのショッピング枠があれば誰でも現金の用意ができる方法ではあるものの、クレジットカード現金化を行う事によってクレジットカードの信用情報に影響が出てくるかどうか気になりませんか?

そこで今回はクレカランクが札幌の皆様のためにクレジットカード現金化と信用情報の関係について解説していきます。

クレジットカードの信用情報とは何?

信用情報とは、クレジットやローンの契約や申し込みに関する情報のことで、客観的な取引事実を登録した個人の情報です。そして、この信用情報は、クレジット会社が顧客の「信用」を判断するための参考資料として利用されます。そのため、信用情報には人種や思想、保健医療、犯罪歴などの項目は、一切含まれません。

株式会社シー・アイ・シー 信用情報とは

この信用情報は新たにクレジットカードやローンを申し込む際に重要になり、支払いの遅延や滞納を繰り返していると… 

・信用の無い人物と見做され審査が通らない。
・現在所有しているクレジットカードの定期予審で引っ掛かり解約されることがある。
・5年間は記録が残るので、その期間中は新しくクレジットカードを作ったり、新規の借入が絶望的。

この様なことになるとご存知でしたか?

クレジットカード現金化は全くと言っていいほど違法な行為ではないものの、クレジットカード会社の規約で禁止されている行為です。噂では、クレジットカード現金化をしているとクレジットカード会社が知っていても、過去の実績で目を瞑ってくれるそうです。しかし、一度でも支払いが遅れると掌を返した様に厳しくなりますので注意が必要です。

信用情報は5年間残ります。

お金の借入履歴。遅延の情報などは5年間必ず保管されます。
例えば2020年1月1日に返済が滞ってしまったとすると…この情報は2025年の1月までデータベースに残ることになります。そのため、信用情報に傷がつくと5年間は傷跡が残る計算となります。

信用情報にそれ以降、クレジットカードの発行や貸金の申し込みは非常に通り辛くなることに…そのため、信用情報というのはとても大事なのです。自らの大事な向こう5年間のために、信用情報をしっかり保護しつつ、クレジットカード現金化をしてみてはいかがでしょうか。

クレジットカード現金化は信用情報への悪影響がほとんどない。

クレジットカードを使うとその利用記録は信用情報機関に登録され信用情報となり公開されます。この公開は悪いことではありません。クレジットカードを使って、遅れることなく返済しているという履歴は【信用】となるためとても好印象となります。

「この人は毎月色々買い物をしてクレジットカードを使っているみたいだが、その分ちゃんと使っているようだ」

という印象を与えることができ、これはゆくゆく良い方向にシフトします。

では、クレジットカード現金化において信用情報に良い情報となるとき・悪い情報となる時とはどの様な時なのでしょうか。

好印象①しっかり使ってしっかり返済している。

クレジットカード会社の収入は大きく分けて2つあります。それが加盟店手数料と分割手数料。先にこちらについてご紹介したいと思います。

収入その1 加盟店手数料

私たちがお店でクレジットカードを使用して買い物をすると、お店はクレジットカード会社に対して手数料を払います。これが加盟店手数料と言われており、およそ3%から8%ほどの手数料を支払う決まりとなっています。
実際はもっとすごい金額ですが、仮に日本で1日に1億円のクレジットカードの利用があれば、300万円〜800万円ほどの利益に。私たちがただ使うだけでこれだけの利益が入ってくるので、クレジット会社からすると私たちは使ってくれるだけでありがたい存在です。

収入その2 分割手数料

クレジットカードでお買い物をする際に支払い回数を選ぶことができます。その支払い回数によって発生する分割手数料もクレジットカード会社の利益の一つ。3回払い以上の分割やリボ払いの際にこの手数料が発生します。

この2つの手数料でクレジットカード会社は成り立っています。そのため、私たちが使えば使うほどクレジットカード会社は嬉しいことになります。
あまり使わない人よりも、たくさん使ってくれる人の方がクレジットカード会社としては嬉しく、しっかりと支払っていてくれたらなおさら評価は高くなります。

好印象②限度額ギリギリまで使っている

限度額ギリギリまでクレジットカードを使っているのを悪い印象だと思っていませんか?実は全くの逆です。
上記でも触れましたが、クレジットカード会社はコンスタントにクレジットカード決済をして、しっかり支払いを行う人を良い顧客と認識しています。そんな良い顧客のショッピング枠いっぱいだった場合…もしあなたがクレジットカード会社だったとしたらどう思いますか?きっと「もっと枠を増やしたらもっと使ってくれるはず」と思うのではないでしょうか。
だからこそ毎月いっぱいまで使うことは良しとされています。ただし、支払いが遅れてしまうのはご法度ですよ!

悪印象①支払いが遅れている

クレジットカードにおいて絶対してはいけないことの代表例が支払いの遅れです。支払いが遅れてしまうと一気に信用がなくなり、買い物金額の制限やクレジットカードの停止などにもつながります。また、1度でも返済が遅れてしまうと5年間は信用情報にも登録されてしまうので、しばらくの間は他社のクレジットカードが発行できなくなったり、新規の融資の申し込みはできなくなります。
予め利用計画を経て、絶対に支払いが遅れることのない様にしましょう。

悪印象②リボが多い

リボを使うとクレジットカード会社に手数料が豊富に入ります。逆にいうと非常に手数料が多くてなかなか支払いが終わらないループ状態になります。クレジットカード会社としては嬉しいところではあるものの、支払い能力がないと思われることも。また、支払い感覚が鈍ってくる可能性が高いため、自身のためにもあまり使わない方がいいと思われます。

結論:クレジットカード現金化で信用情報への影響はない。

クレジットカード現金化自体に信用情報への影響はありませんでした。クレジットカード現金化で利用した分を毎月きっちりと返済することにより、クレジットカード会社からはいい印象に。しかし、一度でも遅れてしまうと大変なことになりかねない結果となります。
クレジットカード現金化を利用し、本当に次回の請求で支払うことができるのか。自身の収入と支出のバランスをよく考えて利用してみてはいかがでしょうか。